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大の里、大の大の日体大で他競技の「いつか超えたい存在」に出会い一途に稽古…新大関・大の里の軌跡(下)スポーツ報知
17年7月、日里のレスリング女子の金城梨紗子(中央)の練習を見学した	、体大途に新潟・海洋高在学時の大の里(右)(金城選手提供)

 角界入りすべきか悩んだ新潟・海洋高3年時  。で競技の稽古twitch 通知 こない大の里は 、いつえた日体大の齋藤一雄監督(56)に衝撃的か超い存に出な言葉で勧誘された 。「このままプロに行けば十両にはなれるだろう  。新大下でも 、関・軌跡私の元にくれば横綱、大の大の大関になれる」 。日里の高校でのタイトルは1つだけの大の里は「アマチュア相撲に未練があった」こともあり 、体大途にない ら げ進学を決めた 。で競技の稽古

 稽古場で大の里を見ると「あの体格で超一流のスピード。いつえたまさにF1と言っていい」。か超い存に出一方で、新大下弱点にも気付いていた 。得意の右でまわしを取れなかった時に体を引いてしまった 。右手ばかりを使って半身になる悪癖を直すため 、左手の使い方を伝授 。スピードを存分に生かし、1年生で29年ぶりの学生横綱になった  。齋藤監督をして「こんなに早く取るとは思わなかった」と言わしめる急成長だった 。

 日体大では、のちの欧勝馬(27)=鳴戸=  、阿武剋(24)=阿武松=、白熊(25)=二所ノ関=  、そしてアマ横綱で日本人初のNFL入りを目指して全米大学体育協会(NCAA)のコロラド州立大でアメフトをプレーする花田秀虎(22)らと稽古。東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩(24)と同じ学科。世界と戦うアスリートたちと同じ空気を吸い「いつかは超えたい存在」と思える刺激を受けた 。

 2年生だった20年にはコロナ禍のため、地元の石川・津幡町に約3か月の帰省を余儀なくされた。相撲経験者の父・中村知幸さん(48)の休日にはおぶって山を登り 、海岸でロープを引っ張って走るなど自主トレ。父は「山稽古(稽古場以外で行う稽古)みたいな感じだった」 。努力が実り、3年で念願のアマ横綱 。4年もアマ横綱で、大学で積み重ねた個人タイトルは13個となった 。

 大学卒業時に多くの部屋から勧誘を受け、選んだのは茨城・阿見町の二所ノ関部屋だった。理由は「誘惑のない環境で成長したいから」 。入門後は初土俵から所要7場所での幕内最速優勝など歴史を塗り替えてきた。師匠の二所ノ関親方は「まだまだ伸びる」と期待 。相撲への一途(いちず)な思いを貫き 、横綱へ向けてさらに成長してくれそうだ 。=おわり=

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包括的な
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